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ひろしま忠臣蔵(4)
ひろしま忠臣蔵
(Part3から約1年ぶりの更新)

 忠臣蔵サミットで一席ぶってまいりました。

 忠臣蔵サミットとは、赤穂市長の呼びかけで日本全国の「忠臣蔵ゆかりの地」の皆さんが集まり(加盟してる32自治体のうち今年は16自治体が参加)、去年なら兵庫県加西(小野寺十内の供養塔や、浅野家三がく寺のひとつ久学寺がある)、来年は京都(お家改易後に大石内蔵助が住んでいた)といった具合に毎年、開催場所を変えて開かれております。
 第30回。1989年創設。
(このたびの16自治体さん=北海道砂川市。岩手県一尾関市。茨城県笠間市。同・桜川市。東京都港区。同・墨田区。新潟県新発田市。愛知県西尾市。京都府山科区。兵庫県赤穂市。同・加西市。同・加東市。同・篠山市。岡山県津山市。熊本県山鹿市)

 今年の開催地は瑤泉院さまのふるさと

広島県三次(みよし)市!




▲イラストを担当しました。


 場所は美しい&広い市民ホールきりり。

 各地の代表が「誇れるわがまちと忠臣蔵」をテーマに取り組みなどをお話されたあと、もりいの出番。

 もりいの演説テーマは

「忠臣蔵 テレビのおはなしとゆかりの地と」

 ご依頼をいただいたのは2月でしたが、その時に予定していた演題は「忠臣蔵ゆかりの地あれこれ」。
 あとからテレビのはなしを足しました次第。

 忠臣蔵サミットにとってテレビのはなしといえば、みんなで力を合わせてNHKに「2020年の大河ドラマはぜひ忠臣蔵を!」とこの数年お願いし続けていましたのに、結果的に明智光秀にきまっちゃった残念な件であります。

 ただ、放送のプロがいろいろ判断して「いまじゃない」と忠臣蔵を蹴ったのだから(あたしゃこの判断をボツではなく「先延ばし」と信じております)、今回は残念だけれどもヘタなものをやっつけられるより、「いまだ!」とノッて作ってくれたほうが良いというおはなしを、いろいろ例(松田定次の談話による忠臣蔵映画成功の秘訣。宝塚OGが語ってくれた忠臣蔵を再演しない理由など)を上げてお話しました。






▲会場にお越しの先輩方たちはご覧になってないかもですが広島では、例の「桃色つるべ」が奇しくもこの前日に放送だったそうです!


 ゆかりの地のお話はもりいが訪ねた各地の画像とともに、面白エピソード…どちらかというと現地讃美というよりも、誤解を承知で言うと「ぼやき系」の笑い話。
 どこそこの観光協会さんは電話で質問してもわからなかったとか、某所のタクシーの運転手さんは間違ったことを堂々と言っていたなど。もぉ、きらわれる覚悟でw。

 各地に言えるのは、どうせ他府県からうちの祭りなんぞには来ないだろうという油断。これがいろんなエピソードを産み、そして大切な運や縁を逃す。もしかしたら後に何百万人という観光客増員の手がかりを持っている人物かもしれない相手をのがしかねない、と思うのであります。
 たえず行動と自己愛を忘れずにというナマイキなまとめ方をしました(本心でもあったので)
 出会いは運や縁のなせるワザですが、そうしたミラクルは行動と自己愛で高められるとドイツの研究者が言ったとか言わなかったとか。

 40分しか時間がもらえなかったのでセカセカと話を進め(たぶん手話や同時字幕の方にはさぞやお骨折りだったと事と存じます)ましたが、公演のあとの懇親会では、じゅうぶん語らなかった部分をすごく「深読み」してくださって、いろんな方から「善処します」と言っていただけた。
 なんだか、すいません。
 語り口からはグチってるというより各地への「大好き」が伝わったのだと思っております。

 公演後、地元同好会「わらじ座」さんによる地芝居「南部坂雪の別れ」上演のあと閉会。




▲東京都港区の観光協会会長
 新正堂の渡辺社長撮影。



 まるっきり言い損なったことをココにてつぶやきますが、各地ご当地のPRポスター(およびホームページ等告知全般)にはよみがなを必須にすべきかと存じます。
 赤穂(あこう)も泉岳寺(せんがくじ)も山鹿(やまが)も加西(かさい)も、三次(みよし)も。
 読めて当たり前という姿勢は変えていったほうがいいと思う。
 その気遣いがあるかないかで旅行ビギナーをどう迎えるかの姿勢が示されると思います。
 興味をもった人のアウェイ感をなくしてあげられる。



 さて
 他の自治体の方たちとホテルはいっしょで、チェックインした後にそのホテルの会場でレセプション。

 オトナの集まりですからシンプルにご飯を食べるというわけにはまいらず、名刺交換などをいたします。(や、もちろんおいしいディナーもいただきつつ)

 興味深かったんですがやはり、忠臣蔵とのゆかり度合い&あたしが行ったか行ってないかが、宴会場でのコンタクトとの度合いとリンクした印象。
 おそらくは「今後一生会うこともない」ともりいを判断なさった(?)土地柄の方とはコンタクトの機会がございませんでした。あたしゃ必ず参ります。
(北海道さんはゆかりが薄いし出かけたことがないけど行きの車で仲良しになったので例外)






▲おみやげに地元ワインや菅谷半之丞太鼓もらいました。
 半之丞が三次時代に作った紙太鼓が由来。
 こういう心遣いがかわいらしいから日本、好き。



 三次はお神楽が素晴らしくて、ディナー中にパフォーマンスが始まり、釘付けになって後半の食事が手につかなかった人も少なくなかったのでは?
 ひとりでスタンディングオベーションしちゃいました。(あ、三次市長も立ってらっしゃいました)
 何団体かあるそうで、今回見せていただいたのは茂田神楽団…さんでしたでしょうか。すみません。呆然としていろいろチェック漏れ。

 本当はこの夜は鵜飼いを見せていただく予定でしたが、過日の西日本豪雨の悪影響で川がドロドロなので中止になってしまいました。
 あらためて被災地の一日も早い復興を祈るものであります。







一夜明けまして、三次観光。
(東京港区など不参加の自治体もいくつか有。)

 さあこれが
あたしにとっては大きなイベント!
約1年前にこの三次を訪れた時に見損なった「瑶泉院様の遺髪塔」「尾関山公園の瑤泉院像」が見られます〜!
(バックナンバーはこちら>●)

 で、こちらがソレ!




▲尾関山公園の瑤泉院像


▲鳳源寺 あっ義士堂の右を行くのかあ!


▲瑤泉院さまの遺髪塔(伝)



 去年うかがった時に「エキゾチックなお顔立ち」と先年のブログで申しあげた瑤泉院像は、建立当時放送中だった「元禄繚乱」の宮沢りえのイメージなんだそうです。
 …と、猛暑の中で汗だくになって(何度も言うように鵜飼い鑑賞を計画していたので、この時期のサミット開催となった)ガイドさんが説明してくださった。

 そうそう。
 でね、ガイドさん関係ですが、ちょこっと横の連携があってもいいな(特にこのような気候の場合)と思ったのが、移動バスの中でうかがった市の職員さんの説明が、ガイドさんの説明であらためて繰り返されることがある。話すほうも聴くほうもしんどい環境の中ではちょっとの工夫で状況を少しでも楽にできるかと。
 この年の7月下旬は気象庁が「災害レベル」というほど噛み付くような猛暑だったのです。
 さらに言うと、忠臣蔵の説明も大幅にはしょってイイです。
(そのわりに落合与左衛門の墓がどこにあるのかご存じなかった…。見たかっただによう。)
 でも、ボランティアのガイドさんへのリクエストって限界があるのかもな。

 余談ですが…
 忠臣蔵仲間との史跡巡りとの違いは、自治体の方たちはお賽銭もお線香もあげないところです(や、あたしもうっかり)




▲ご本堂でお茶をいただきました。


▲かわいい器!

 あたしも間違ってお茶の会とかに出ることがあるんですが、マネゴトでよく器をしげしげ見る仕草をすることがあります。が、今回ばかりはほんとうにしげしげ見ましたよ。これ






▲長矩夫妻像。
 瑶泉院様のポーズが印象的。



 お寺をあとにいたしまして、予定していた「君田のひまわり畑」…こちらも大雨被害で見られなくなり、急きょ「辻村寿三郎人形館」へ。ここも去年素通りでしたのでうれしいっ。




▲三次出身の寿三郎先生。



 で、これもまた「しめた!」と思ったんです。瑶泉院様の人形を寿三郎先生がお作りになったのを知ってたから。
 ところが展示されてなかったんです〜!!!!
なんでええ〜〜〜!!??

 地元の有名人のお人形は常設しましょうよぉ!




▲寿三郎先生と関係ないけど印象的なポーズの…
 あれ?さっきの瑤泉院様ポーズ!?
 なアホな。(in売店)




▲うだつの似合う小路(炎天下)をご案内。



そしてお昼ごはん。




▲ピンク色のシャツが職員スタッフさん。
 ありがとうございました!


▲広島三次ワイナリーでお昼をいただく。
 ごちそうさまでした!

 自慢のご当地ワインの試飲ができるので、天国のようなところです。

 食後に、赤を基調とした作品が特徴的な奥田元宋・小由女(おくだげんそう・さゆめ)美術館。
 そしてお土産物屋さんのトレッタみよしへ。




▲トレッタみよしでソフトクリーム。
 みなさんオトナなのでこういうのは召し上がらない。
 黒い扇子は日傘の変わりです。



 さて、こうして解散への運びと相成ります。

たのしかったっ!!!

 現地に詳しい方にご案内いただいて、忠臣蔵ゆかりの地のアレコレを知るのはほんと楽しゅうございます。

 車で山鹿と墨田のみなさんといっしょに広島駅まで送っていただきました。


 さて、この2日の間で新鮮だったのが…
 忠臣蔵サミットにいらっしゃってる(何回も)からと言って、忠臣蔵に詳しいわけではない参加者が少なくないということ。でもいろいろある○○サミットってそういうものかもですね。ご当地自慢っていろいろあるわけだし忠臣蔵だけに特化してらんないと。
 でも三次が忠臣蔵のなんなのかご存じない方もいらっしゃったし、ご自分の故郷についても忠臣蔵とのかかわり合い(に、かぎらず)に詳しくない方もいらっしゃった。
 イベントの時だけでもちょっとにわか勉強できる拙サイト「くすや」に進化させようっと。

 それでも(というか、それなのに?かな)これだけ長いこと続いて、参加者もいっぱいいらして毎年日本各地でお国自慢(それも忠臣蔵について)が披露されあうというのは素敵なことだと思った。
(これはマジで)


p.s.
昨年鳳源寺に行くのに乗せていただいた三江線が廃線になってた

(泣)

 
| もりいくすお | - | comments(6) | trackbacks(0) |
コメント
いやナニぼやき系とは思い切ったことをなさいましたな。しかしまあ、愛があれば許される、というヤツですね。観光行政に関わる方々には、参考になること疑いなし。そこは忠臣蔵関連に限らないお話しですね。
しかし、これで各自治体に手配書が回って、こいつの前ではボロを見せるな、ということになったかも知れませんな。いや、逆に取り上げてもらえるような大ボケかませ、かも…。
| ゆらおに | 2018/07/25 7:31 AM |

おにさん
(爆笑)ありがとうございます!
おっしゃるとおり「愛」を汲み取っていただいたものと。
もしかしたら忠臣蔵への関心度の薄さから与太話を「オオゴト」として捉えてない説もw!?
| もりいくすお | 2018/07/25 2:47 PM |

お疲れした〜ん&#9829;
人前で話すこと自体、あたしゃいやなんで、出来る人、尊敬しちゃいます。
ゆかりの地問題はホントいろんなご事情が各自治体にあるかと思います。
で、落合与左衛門の墓は行かなかったのねん(T_T)(T_T)
| 山三 | 2018/07/28 11:30 AM |

山三さん
そぉなんですよ!
落合さんのこと、ガイドのおじさんが知らなくて…

福岡の八女も行ってません!(泣)
米沢も雪しか観ていない。(笑)

ぜひ!ご一緒してください!
| もりいくすお | 2018/07/28 11:57 AM |

落合与左衛門の墓は鳳源寺の裏山と隊長が言ってました。
秋の米沢は如何&#10067;
| 山三 | 2018/07/28 12:12 PM |

山三さん
秋の米沢、賛成!!!
(ToT)
| もりいくすお | 2018/07/28 10:48 PM |

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