2019年春弥生…3月14日に!
NPO法人「江戸前21」さんの企画で
「最後の平成忠臣蔵※はじまりのはじまり」
というイベントに呼んでいただきました。
出演は江戸詰の赤穂観光大使三羽烏。
新正堂 渡辺仁久社長
講談師 若林鶴雲先生
もりいくすお
▲十年来の仲良しです。
あたしは先輩方とトークショーという形でMCを取らせていただくことにさせていただきまして、そうと決まれば打ち合わせが肝心と、事前に3人で集まって銀座のHOOTERSにて企画会議。
予想どおり、大事な話は2〜3分で終わってあとは周囲の風景に見とれながらただただ飲んでおりました。
さて、公演当日。
場所は新橋駅近くの元小学校。
「生涯学習センター ばるーん」
キャパ30人位でしたでしょうか。
あたしは討ち入り装束に着替えなきゃいけませんので早めに参りましたら、鶴雲先生はすでにご到着でお着替え中。ちょうど袴を履いているところです。
それをスタッフのおねえさま方がしげしげご覧になりながら
「良い袴ねえ」
「その縞はなんという名前かしら」
などとおっしゃりながら先生と談話中。
スタッフ控室と楽屋が一緒と聞いていなかったものですから、わたくし自分のスパッツ姿などみっともなくて見せられたもんじゃございませんので、おおそれながらと着替えるときのお人払いをリクエスト…
「着替えてくるもんだと思ったわ」
という退出しながらのご意見をいただき、「ごもっとも!」と自分の準備不足を猛省。
ほんとわがまま言ってすみません。
▲渡辺社長のお差し入れ♥。
さて、まずは社長の「切腹最中誕生秘話」
…だったかなと。
実はあたしと鶴雲先生は控室にいて聴いてないんですよね。
「新正堂創業秘話」だったかな…(映像も録音も記録が無いのです)
ともかく、この日は浅野内匠頭長矩公のご命日でございますのでちなんだ話題。
いずれにいたしましても新正堂さんは内匠頭終焉の地跡にお店を構えていらっしゃいますし、切腹最中は長矩公の切腹をイメージした商品です。
なにより3月14日は正式な「切腹最中の日」!
廊下を挟んでドッカンドッカンとウケてる笑い声が聞こえてまいります。
そして
鶴雲先生は「刃傷松の廊下」をご口演。
▲いつにない迫力の一席。
最後は3人のトークショーですがあたくし開口一番で、かつて春風亭一之輔師匠から「忠臣蔵漫談」と名付けられた出し物をダイジェストでお目にかけました。
映画の栄枯盛衰と、内匠頭役者のいろいろベスト3です。
あたしの役者絵をご覧頂きながらの一席。
▲スライド準備のお手数をお掛けしました。
それから3人のトークショー。
我ながら
これが一番の見ものじゃなかったかなと。
あの日松の廊下でなにがあったと思うかについてや、なぜ討ち漏らしたかの推理推測などをいたしました。
鶴雲先生は武道も明るいので小サ刀のどの部分で斬りつければ確実か、など興味深い「殺人レクチャー」も。
こんなのどこの公演もやってないんじゃないかなあ。(あったらすいません)
▲「バットで言うとスイートスポット。
刀にもソレがある。
人間を斬るときは…」
松之大廊下の事件はいろいろ言われるところがあり、市川雷蔵がかつてインタビューで「演じてて内匠頭がアホに見えたらアウト」と言っていたのを紹介しながら、いろんな側面を持つ内匠頭や事件について。
また社長や先生がアンチの人からイチャモンを付けられたとき、どうしているかの対処法なども伺いました。
まあ、ともかく、投げかけた質問の回答はなかなか直球では返ってこず、みんながオハナシ好きなのでいろいろ盛り上がりました。
ありがとうございました!
▲打ち上げはスナックでカラオケ「刃傷!松の廊下」
お写真撮影…栗原さん。渡辺社長。主催の石山さん。ご提供ありがとうございました。