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やまがた忠臣蔵(3)

やまがた忠臣蔵(3)


 2018年秋。
 もりいくすおは、仲良しの忠臣蔵友達・山三さん、そして隊長とともに山形県の米沢などに出かけました。
 途中、東北某所在住の史料コレクター・オヤビンとも合流し、4人でぶらり。

 その半年前に、もりいくすおは雪の中に墓参りに出かけて、お墓が雪に埋まってたので、さっぱワヤだったのを、山三さんが憐れに思って企画してくださったのです。
(春の本来の目的は地芝居を見に行くことにありましたもので。その顛末はこちら>やまがた忠臣蔵
 

 


▲簡単に言うとこういうこと(雪のあり&なし画像)


 さて、この旅、忠臣蔵友だちの山三さんの運転するお車に乗せていただいてあちこち出かけます。
 いつも本当にありがとうございます。

 これから向かいますのは、吉良さんゆかりの、あちこちの墓地。
 もともと、奥様が上杉家(米沢藩)のヒト。そして自分の息子を米沢の上杉家へ養子に出しましてな、たいへんご縁が深い。
「吉良は名高家であって、名君ではない。と、内海定治郎さんは言ったな」てなことをウワサしながら、まずやってまいりましたの が「上杉博物館」。(MAP 

 山三さんが館内のお知り合いにご無沙汰のご挨拶というので、一緒にぞろぞろと、無関係な大人、わたしたち3人も事務所の中まで付いてまいって失礼いたしまして、それからゆっくり館内散策。

 特にこの当時、あたしは「ゾンビ忠臣蔵」の小説を書きたがっていたので、ネタになりそうなことを、いろいろジロジロ。
 そそ。あたしにはこの米沢旅行は、観光のリベンジとともに、ネタ探しの旅でもございました。

 米沢の鉄砲がでっかくて特徴的だったので、清水一学に与えて、一学がハマっちゃって、江戸城警備の鉄砲隊と仲良くなるっていう、それでゾンビをぶち殺すエピソードも考えましたが、結局。ボツに…。
 オートマチックに次の弾が次々に装填されないと、ゾンビ相手に火縄銃ではいろいろ限界があるんですよね。
 でも、江戸城警備の鉄砲隊と「グループ」で活動するなら話は別。
 その独立エピソードでいろいろ膨らまそうという体力は無かったんですねえ。
 

 


▲ぶっとい!でか〜い!
敵キャラがこんなの持ち歩いてたらかっこいいでしょ!


 ほど近い上杉神社さんで柏手を打って、いいかんじにくたびれるほどに散策を済ませ(博物館ってけっこう体力使います)、ホテルの近所の居酒屋で、雑に米沢牛を食べて、就寝。


 翌朝、ホテルのバイキングでご飯を頂いてる時に思ったこと…。
「高校生くらいの若い男子の中には、バイキング方式の朝ごはんの盛り付けに手をこまねいている者がいる。これは日常の、料理担当者への依存度が見て取れる(この場合、ママのイメージが強い)
 トレイに盛られた、アンバランスな食材に見かねて、おじさんが横からアドバイスしてやりたくなっちゃうが、通報されるといけないので、やめる。
(泊まったのは、アルファ・ワンだったかな)
 

 


▲ホテルの朝飯大好きです。


★★★


2日目
 メインその1は、あちこち吉良さんゆかりのお墓参りに出かけます。

 特にその春、雪に埋もれてお参りできなかった、吉良邸のボディガードたちのお墓参り。

 まずは、千坂兵部さんのお墓。in日朝寺さん(MAP◆
 もうね、先輩方と一緒に来ると違いますね。
「建前が雰囲気が禅宗で、日蓮宗ではめずらしいよね」
「明治のメートル法で作ってるんだ」
 という、もう、聴いてて楽しい。
 上杉謙信と戦をいっしょに戦ってくれた、泥足(どろあし)毘沙門がご本尊です。

 このあと、討ち入りの時に赤穂浪士を相手に最も活躍した山吉新八郎さんのお墓(照陽寺)(MAP)や、(上杉家ゆかりの菊姫、直江兼続夫妻の墓、甘粕備後守のお墓参りも(林泉寺)(MAPぁほか)、上杉家廟所へ。

 で、そうそう!

 上杉のご廟でねっ
 ここにいたボランティアガイドさん(おじさんひとり)が、なかなかでした。
 我々メンバーの誰かが、そのガイドさんとの会話の中で「忠臣蔵の…」と、なにかに触れたのを受けて、
「あ、忠臣蔵っていうコトバは、ここではダメです」
「?」
 息をのむ一行。
オヤビン 「(苦笑)元禄赤穂事件、ですね」
ガイドさん「元禄テロ事件です!」
 と、鼻息が荒い。
 なんか、そのあとも「十二代目の奥さんは浅野ご本家から嫁いでるんですよ。ということは…」うんぬん…と、内容をちゃんと聴いてなかったが、「だから赤穂浅野は間違っている」「赤穂では、浅野内匠頭が死んでみんなで餅をついて喜んだんです」というような持論を展開されていた(ちなみに11代目の間違い?)
 こっちが忠臣蔵マニアだと知れれば、どう火に油を注ぐかわかったもんじゃないので、ニコニコとぼけて感心してみせながら、最後まで一生懸命に付き合いました。
 あたし、早々に集中力をオフにして、ほとんど上の空でしたが、聴いてた先輩方はあとで「あれじゃ上越の林泉寺を無視した話だなあ」つってたけど、どんな内容だったのか、そんなら聴いときゃよかった。


 ちかごろ、あまり出会わなかったタイプの頑固なおじさんでしたが、土地柄がハッキリした、こういう出会いというのも「ならでは」でございます。
 ただ、相手を選ばない、一方的なトークは決して愉快なものではない(こっちは入場料金を払ってるのに)ので、こうしたタイプのおじさんが観光にプラスかどうかは、なんとも言えません。(MAPァ

 


 

 そして前回は、どこにあるんだか全然わからなかった、吉良上野介の奥方・富子さんのお墓にも出かけることができました(法泉寺)。
なんだか、案内とは、道路挟んで逆側のお寺さんにあるんですよね。
なんの案内を観ていたんだか忘れましたけど。(MAPΑ

 

 


 

 

 中心地から、北のほうへ車を走らせまして、上杉家家臣の色部さんちだけのお墓・千眼寺まで。(MAPА

 でも、どれが、色部又四郎さんのお墓なんだかが、わからないんですね。
誰もいらっしゃらなくてお話を聞けず、とりあえず、トンボの止まったお墓を参りました。(ホントは、そんな理由ではないが笑)

 

 

 

 

 

 お墓を後にして、ご近所に見かけた、創業明治25年!のラーメン屋さんへ。(ラーメンの始祖は明治40年代と伝わっているので、創業時はお蕎麦屋さんとかだったのでしょうか。)ひゃほう!

 まんぎりラーメンなるラーメンが…。

「米沢牛のチャーシューが乗ってます「まんぎり」とは方言で「完全な」という意味です」という説明がメニューにありました。
 きっと、
「チャーシュー(焼き豚)の代わりに米沢牛が乗ってます」と、おっしゃりたかったのだと思いますが…

 わ〜。この金澤屋さん、けっこう検索するといっぱいヒットする。
 おみそれしました。

 

 


▲米沢まんぎりラーメン…900円。

 

 ラーメンのあと、オヤビンはお帰りになりまして、我々は大野九郎兵衛伝説の山を目指します。

 メインその2。
 赤穂浅野の大野九郎兵衛は、事件当時は大石内蔵助と袂を分かち、講談をはじめ、ドラマでも悪役や裏切り者として表現されることが多いです。
 しかしその真相は、大石内蔵助が撃ち漏らした場合の第2陣として、板谷峠で隠れ潜んでいたと言うんですね。

 どこだろう、なんつって、適当に車を止めては、ぜんぜん違う山道を入って行ったりもしましたが、注意深く先に進みますと、あ あっ道端に案内が出ておりました。(MAP─

 

 

 

 

いけどもいけども…


 

▲パッと開けたところがありまして、そこに碑が。

 

 なにもこんなところで寂しく切腹しなくてもねえ。

 このあと、道なりに進みましたら、「峠」というところに出ました。
 そこで休憩。

 

 


▲「峠の力餅」ということで、せっかくですので…

 

▲いただきまして、舌鼓。

 

 ひょひょひょひょひょひょいと
 会津に向かいます。


★★★


3日目

 会津若松で一泊いたしまして、

 翌朝、山鹿素行先生の誕生碑にご面会。

 

 


▲説明書きに「赤穂四十七士の生みの親」とある。
直江兼続さんのおうちだったんですね。
寄りの画像は「くすや」にあるから、
立地のわかる引きの画で。

 

 


▲だれ?毛糸の玉を先生のところに隠してるのは。

 


 からの、
堀部安兵衛 誕生の地」!!

 会津にあるのです。
 

 


▲を〜。この道を入るんですね。
…ていうか、味わいのある呑みの殿堂!

 


▲貴徳寺さん

 

 

 昭和40年代前半から、会津坂下(ばんげ)のライオンズクラブさんが、いろいろご活躍になって建立。

 

 めずらしや。
 やすさんの両親の墓のとなりには、妙海の墓も並び!?、肝心な一人娘ホリのお墓は無く…
 ルール無用の大暴れ。

 

 そうして、我々はなぜか、坂下町(ばんげちょう)は春日八郎の記念公園へ。
 誰が行こうって言い出したんだ?
 おれか。

 


地元のために音頭を作ってくださったりしたそうです。
 

 


 春日八郎先生のお好きだった色は、チャコールグレーだったそうです。
 皆さんもよくおぼえておいてください。


 最後に、大内宿(おおうちしゅく)に寄りまして、ごはん食べました。
 

 


▲こりゃステキ。
行った当座、Facebookに画像あげたら
「いいね!」をたくさんいただいたなぁ。


 

 

 

▲山三さん、ねぎそば食べたんだっけ。

 


おしまい。

 



 

 


 

 

| もりいくすお | - | comments(2) | - |
コメント
自粛せずにどこへでも行けたころ、ですね。ほかにお蔵入りになってる場所ありましたかね?
| ゆらおに | 2020/05/08 7:07 AM |

おにさん
いやぁ、たぶんこれっきりだったかと存じます。
早く、コロナから解放されたいですが、今度は先立つモノが無くなってしまいました。(泣)
| もりいくすお | 2020/05/08 9:45 AM |

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